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本文へジャンプ 更新日2005年12月24日 

歯牙移植

歯牙移植は自家移植と他家移植があります    手術料125,000円
自家移植は自分の歯を歯のないところにうえかえます。技術的には難しいですが、当クリニックは15年前から100例以上てがけており5年間の成功率は95%以上です。インプラントのように異物を入れるわけではありませんのでより生体にやさしい方法です。
他家移植は家族などから要らなくなった歯を(矯正治療で歯を抜く場合や親知らずを抜く場合など)うえる方法です。免疫反応が親子間でもおこりますから一生もつわけではありませんが5年以上は使えます。

歯牙自家移植 症例1

術前の状態です。上の写真は右前からみたもの、下の写真はお口を開けた状態から見たものです。
上の歯は全部で8本しかありません(14本が正常)からあまり噛めないようでした。
下は14本全部揃っていても上がなければ使用していない歯が無駄になっています。そのため下の歯2本を上の歯のないところにうえました。
移植後です。上に歯が2本増えています。下の歯を上に植えています。10年以上使っていただいております。
他家歯芽移植 症例1
レントゲンの見方ですが、向かって左がその患者さんの右になります。ちょうど向かい合わせになっていると思ってください。硬いところ(金属、歯、骨)は白く映り、柔らかいところ(歯肉、頬、唇)はほとんど黒くなって映りません。(根の中の白いのは硬いものではなくバリウムの様な造影剤が入っています
この患者さんは左上が4本なく、左右の下は3本ずつ合計で6本歯がありませんでした。そのため上下で入れ歯を入れていました。
娘さんが矯正治療で歯を4本抜くことになった為、その4本をお母さん(この患者さん)に植えることにしました。
娘さんの歯を4本植えたところです。左上に2本、左右の下に1本ずつ植えています。その為入れ歯がなくても噛めるようになりました。しかし下は約5年しか使えませんでした。免疫反応で体が要らないものだと、吸収してしまうのです。上は10年以上使えています。